伊豆沼遠征:2日目 惨敗の朝から気を取り直して
と言いましても、どこ行けばよいのかわかりませんので、初日にマガンが休憩にきていた
田んぼの近辺でまたマガンが帰ってくるのを待つことにしました。
時間があるので、沼の周りの葦原あたりを観察するのですが、以前書いたとおり鳥が
ほとんどいないのです。モズ、ホオジロ、スズメ、アオサギがわずかにいるだけです。
しかも、遠くにしか姿を現してくれません。
なんて書いていると、後日先輩から”おぬしの観察眼がたらんのじゃ!”とおしかりを
受けるような気もしますが(^^;
時間をもてあましていたのですが、この瞬間に自分が撮るべきものあるはず。。。と
ちょっと考えてみました。
そこで思いついたのが、目の前のかれたハスの原っぱと白鳥との組み合わせでした。
ここは夏にはハスの花がたくさんさいて賑やかな場所だそうですが、今は時季外れ
で閑散としています。
しかし、そういう場所を鳥たちは行き交っているわけで、そこを写真で切り取ることが
まさに目の前の景色を写し取ることになります。
と惨敗の早朝から気を取りなしてトライすることにしました。
その前にまずは枯れた蓮の様子です。
普段自分は蓮とは縁のない環境で暮らしています。
花が咲いているところは見たことがあるのですが、枯れるとこうなるんですね。
初めて知ったのでした。
こういうのがものすごく広く生えているんです。
↓その上を白鳥たちが飛んで行きます。
結局なかなかうまく撮れませんでした。載せられるのはこの一枚だけとなりました(涙)
とっても静かな時間が過ぎて行きました。
↓やがて田んぼには農作業の為に人も入りました。
更に時間もたって、マガン達も食事から帰って来始めたのでした。
人が居てもそこに生き物が帰ってくる姿をみるとなんだかほっとします。
”共生”という言葉の一端を見ることができたような気がします。
でもって、どんどん帰ってきます。
今日もまた来るは来るは。
↓どんどん来るは!
おお~!
つづく
by stray-robin | 2010-12-12 22:46 | 伊豆沼