カップル? カナダヅル
今回は カナダヅル です。
日本では冬鳥として他のツルの群れに混じってやってくる『迷鳥』の扱いのようです。よって、飛来数も少ないです。
へえ~。と思ったのは、今存在する鳥類の中では一番古い化石が発見されている鳥だとか。
900万年前の化石として記録されているそうです。
夏は北アメリカ、シベリア北東部極地で繁殖して、冬は主にアメリカ南西部へ渡って過ごすとのこと。
この遠征の計画を練るまでは、出水のツルといえば、マナヅルとナベヅルしか知らなかったのですが、shin-1さんのアドバイスで初めて知りましたm(_ _)m
12月のカウントでは、、、、、たったの 4羽 ( ゚Д゚ )
12月のカウントベースで、ツルの飛来数は全体で12,294羽 。
12,294羽分の4羽
す、、、、少なあ~。。。
会えるのかな? と思ったのですが、遠征初日に東干拓へ行ってツル遊休地の様子を観察していたら、いきなり道路際にいました(^^;
この二羽はいつも一緒でした。番なんでしょうね。
比較的サービスが良く、私ひとりで撮影している間は、10mほどの距離で撮影することができました。
でも、人が車から出て動きまわるとさすがに警戒して遠くへ行ってしまいます。
気がついた方はみなさん激写されていましたが、騒ぎながら撮るんで後ろ姿しか撮れない人もおられました。
近くで撮りたければ、どんな鳥でも驚かせないように撮るのが一番ではないかと。。。。
↓その時の写真です一眼ものです。トリミング有り。薄日でちょっと暗い写真ですが。
額の赤色は、羽の色ではなく皮膚の色だそうです。
鶏のトサカやタンチョウの頭の赤色の部分と同じものなのかもしれません。
↓後日再会。 ちょっと離れていたところをデジスコにて撮影しました。
↓S120で動画も撮ってみました。御覧ください。
比較する画像や映像を載せていませんが、マナヅルやナベヅルに比べると小さなツルです。
マナとナベがウジャウジャいる中でこの小さなツルをみると、それだけでかわいい存在に感じたりしました(笑)
<小鳥メモ>
カナダヅル(加奈陀鶴、英名:Sandhill Crane)
北アメリカとシベリア北東部極地で繁殖し、冬季はアメリカ南西部に渡り越冬。
日本では冬鳥としてまれに他のツルの群れに混じってやってくる迷鳥。
日本に飛来するツルの中では小型の部類。♂♀似た容姿。
カナダヅルは、現生鳥類の中で最も古い化石を有しており、900万年前の化石に現在のカナダヅルと全く同じ鳥が記録されている。とのこと。
食性は明記されている情報を見つけていませんが、雑食性。
他のツルの餌場に来た時にはその場の餌を食べ、それ意外は稲の二番穂や浅瀬で魚類を食べたりするとのこと。
by stray-robin | 2014-01-26 20:13 | カナダヅル