カテゴリ:アカコッコ( 3 )

動画:アカコッコ何の囀り?

渡りのオオルリやキビタキを見つけたので夢中になって撮っていたのですが、
背後からこの子の鳴き声が延々と聞こえてきてました。

あまりにも長いこと鳴いているので、動画を撮ってみることにしました。

この囀りの意味は、縄張り宣言なのか?それとも私を威嚇しているのか?

威嚇するような仕草は見らないので、たぶん縄張り宣言しているのだと思います。
この子は若い雄ですが、雌と番でいました。

背景の緑は工場の建物です(^^;

デジスコ(TSN-884+TE-17W+S90)による動画です。

音が小さいかもしれません。ご容赦ください。





驚いて逃げるときの声は、アカハラやシロハラとそっくりに聞こえました。

明日はいよいよ私がもう一つ楽しみにしていた鳥の登場です。
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by stray-robin | 2010-05-15 18:55 | アカコッコ

どうしたアカコッコ!

この日はお昼からアカコッコ館へ鳥見に行きました。

するとどうでしょう。
研修棟?の横になにやらアカコッコの置き物?らしきものが落ちているではありませんか。
バードカービング?

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いや、違う!本物のアカコッコ!。

近づかずに遠くからデジスコで状況を確認。
上の写真の通りですが、呼吸をしている様子がわかりました。

慌ててアカコッコ館のスタッフの方に連絡。

スタッフの方が段ボール箱を持って駆けつけてくれました。

私   :どうしたのでしょう?呼吸はしていることを確認しました。

スタッフ:建物のガラスなどにぶつかって脳しんとうを起こしているのかもしれません。
      私が近づいて逃げればまだ助かる可能性がありますが、私に簡単に捕まる
      ようでは相当ダメージを負っていることになります。

その後、スタッフの方が鳥を収容しようと近づいていきました。
アカコッコはいっこうに目を覚ましません。

私はただ遠くから見守りながら、『目を覚ませ!逃げろ!』と願うだけです。

しかし、、、アカコッコは目を覚ましません。

とうとうスタッフの方がアカコッコを完全に見下ろすところまで来て立ち止まりました。
それでもまだ目を覚ましません。

私:ダメなのか・・・・

そしてスタッフの方がついにアカコッコを拾い上げようと体に触れたその時です。

立ち上がりました!(写真はぶれていますが(汗))
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その後、飛びはしませんでしたが二本足で元気よくピョンピョンと跳ねながら森の中に
消えて行きました。
ここから先は自然の生命力を信じるしかありません。

スタッフの方曰く、外傷はなかったとのことです。

喉が白く、頭が完全に黒くありませんので若い♂ですね。

私の勝手な予想ですが、森では♂同士の縄張り争いで追いかけっことをしているシーンを
よく目にしました。その際に追われたこの若♂が誤って何かに頭をぶつけてしまったのかも
しれません。

スタッフの方と一緒にアカコッコが気絶していた場所の建物のガラスをチェックしましたが、
鳥がぶつかったような痕跡はありませんでした。

本当にビックリしました。

旅は何が起きるかわかりません。
でもそこがまた楽しかったりします。
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by stray-robin | 2010-05-12 23:22 | アカコッコ

アカコッコ

今年のゴールデンウィークは三宅島に行ってきました。
日本人として日本にしかいない日本固有種を是非見てみたいと思い、出掛けてみました。

この鳥は日本でも伊豆諸島とトカラ列島にしかいない貴重な鳥です。

環境省レッドリスト:絶滅危惧IB類

守るのは日本人しかいないと思います。

大きさはアカハラやツグミぐらいです。
私が見たときには、森や道ばたの木の葉をひっくり返してミミズなどの昆虫を食べて
いましたが、木の実も食べる雑食性の鳥です。

デジスコ(TSN-884+TE-17W+S90)ものです。

↓アカコッコ館の水場で立派な♂の成鳥に会うことができました。
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↓木漏れ日の中に出てきました。
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↓頭の黒い色が薄いです。若鳥♂です。
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↓こちらも若鳥♂です。喉の羽毛が黒くなりきっていません。
力がなく森から追い出されたのか?
アカコッコが棲むにはふさわしいとは思えない海のそばの資材置き場
で縄張り宣言していました。そのときの鳴き声はまるで鈴がなるような声でした。
近くに森があるので大丈夫でしょう。
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↓上の若♂と番になっている♀です。アカハラとの区別は困難ですね。
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↓森の中で出会った♀です。
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三宅島は2000年の噴火により火山灰が島に降り注ぎ、人間のみならず動植物にも
多大な被害をもたらしました。
今なお噴火による傷跡や火山性ガスの噴出などの影響が残っていますが、島民の
生活や自然は少しづつ復活しているようです。このまま火山活動が治まり、以前の
ような緑豊かな島に戻ってくることを願ってやみません。

ときとして自然が自然を壊すことがある ということに気づかされました。
そしてそれもまた自然の営みの中のひとつなのだということも。

<小鳥メモ>
アカコッコ(島赤腹、英名:Izu Islands thrushまたはIzu thrush)
スズメ目ツグミ科ツグミ属。

日本固有種。伊豆諸島、トカラ列島にのみ生息。
雑食性。
地上ではミミズなどの昆虫を食べ、樹上で木の実も食べる。

開発による生息地の破壊や人間が持ち込んだイタチ(ニホンイタチ)による捕食の
影響で生息数は減少している。

三宅島では、2000年の雄山の噴火の影響を受け生息数が減少。

屋久島にも生息していたが、近年観測例がなく絶滅したものと推測されている。

以上、Wikipediaからの引用。

<環境省指定 絶滅危惧カテゴリ>
絶滅(Extinct, EX) - 我が国ではすでに絶滅したと考えられる種

野生絶滅(Extinct in the Wild, EW) - 飼育・栽培下でのみ存続している種(例:トキ)

絶滅危惧(Threatened)

絶滅危惧I類(CR+EN) - 絶滅の危機に瀕している種(例:コウノトリ)

絶滅危惧IA類(Critically Endangered, CR) - ごく近い将来における野生での
                                絶滅の危険性が極めて高いもの
絶滅危惧IB類(Endangered, EN) - IA類ほどではないが、近い将来における野
                         生での絶滅の危険性が高いもの

絶滅危惧II類(Vulnerable, VU) - 絶滅の危険が増大している種(例:タンチョウ)

準絶滅危惧(Near Threatened, NT) - 存続基盤が脆弱な種

情報不足(Data Deficient, DD) - 評価するだけの情報が不足している種
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by stray-robin | 2010-05-12 22:49 | アカコッコ