カテゴリ:ミゾゴイ( 1 )

突然の出会い。静かな森で。

アカショウビンを探してみたいと思い、初めて見かけた林道の入り口に車を止めて山の中へ入ってみました。

アカショウビンの気配はもちろんのこと、他の鳥の気配も感じません。

それでも、僅かな鳴き声も聞き逃すまいと、神経を研ぎ澄ませながら少しひんやりとした森の空気の中で歩みを先へと進めます。

足元を気にしつつも、自然と目線はやや上の方を探していました。

すると、、、、、、

15mほど先だと思います。

突然こいつが向かいの山の斜面に飛び立ち、斜面の横枝に止まりました。

びっくりしました。ミゾゴイです!

もともと希少な鳥だとはわかっていましたが、Wikipediaによると、『世界で1000羽以下しか存在しないと言われている。 』と紹介されています。

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慌てて車に駆け戻り、デジスコ担いでこの場所へ戻りました。

間に合いました。

やはり人間が怖いのでしょう。

当然逃げようとします。

しばし、じっとしていましたが急に口から赤い液体を吐き出しました。

私が構図を変えようとカメラの向きを変えている間にどこかへ飛び去ってしまいました。

飛び立つ前に体を軽くするために、食べたものを吐き出したのではないかと思います。

いろいろな構図で撮りたかったですが、このような図鑑写真みたなものしか撮れませんでした。

心臓もバクバク状態で、心に余裕もありませんでした。

驚かすつもりはなかったのですが、せっかく食べたものを吐き出させてしまったのか?と思うと悪いことをしたような気もしましたが、こちらも二度と無いだろうというほどの出会いに気が動転しており、そこまで気が回りませんでした。

ここに住み着いているのか?それともまだ移動の途中だったのか?

翌週ダメ元で同じ場所に言ってみましたが、、、、、

村の行事があるのかな? 道沿いにはたくさんの車が駐車してあります。

林道の入り口にまで車が数台入り込んでいます。

静かな森も時々は賑やかになるようです。

あの場所にまで大勢の人が入るのか?

こればかりは止めることもできませんし心配しても仕方ありません。

ちょっと気になりましたが、別の場所へ移動しました。

今頃はどうしているか?

また行ってみようか。


<小鳥メモ>
ミゾゴイ(溝五位,英名:Japanese night heron)
コウノトリ目サギ科ミゾゴイ属
全長49cm。(ゴイサギの全長は58-65cm)

フィリピン、中国、台湾、日本に分布。

日本では夏鳥。本州以南で繁殖。

世界で1000羽以下しか存在しないと言われている。

平地から山にかけての暗い森林に生息。

薄明薄暮の時間帯に活動すると言われているが、繁殖期は昼間も活動。

私が出会ったのも、16時半ごろでした。まだ明るかったです。

食性は動物食。魚類、昆虫、甲殻類(サワガニなど)、ミミズなどを食べる。

越冬地の南国でも繁殖地の日本でも、この鳥が好む薄暗い森林が減少しており、それに伴い数が急激に減少していると言われる。

生態調査、生息数のカウントも進んでいないのではないかと思います(はぐれ)。

心配です。

この鳥が住める静かな森がいつまでも残って欲しいと思います。
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by stray-robin | 2013-06-15 20:43 | ミゾゴイ