アカツクシガモ:初見初撮り

もうすぐ12月です。
12月の下旬の冬至に向けて、どんどん日が短くなってきていますね。
お昼の太陽もちょっと強さに欠けるような気もしますし、15時ぐらいに
なると太陽がすっかり夕方の光になっているように感じます。

早朝と夕方狙いの鳥見にはかえって都合がよいかもしれませんね。

月曜日が始まったばかりだというのに、次の週末が待ち遠しくてしかたが
ありません。

さて、今日の写真は珍客です。

アカツクシガモという鳥で、日本では珍しい渡り鳥(冬鳥)だそうです。

親切な鳥友さんが教えてくださいました。

”いついなくなるかわかりませんよ”と聞きましたので、行ってみました。

ポイントについてみてビックリ。
公園なんですが、四方を細い鉄柵で囲まれているんですね。

おまけにカモは睡眠中でした。

これでは証拠写真でおわりか???
でも、せっかく会えたのだからちょっとは絵を意識してみたい。。。

と考えながら、しばし寝姿を撮っていたのですが、池を一周してみることに
しました。

すると、カモから離れていたピラカンサスや秋の紅葉が角度によっては、
背景に取り入れられることがわかりました。

これは行けるカモ!

ということで、写真です。

まずは一眼レフのものから。

↓白いアヒルと一緒のところを撮れました。比較になりますでしょうか?
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↓ピラカンサスをバックにして撮ることが出来ました。
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次はデジスコものです。

一眼が小さめになりますので、こちらは大きめに狙います。

↓全身赤茶色のカモかと思いきや、翼に緑色の羽があります。
これを意識しているカメラマンはどれほどいるのでしょうか?
私はこだわってみました。でも、光の向きや体の向きでなかなか思うように
捉えることができませんでした。
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↓単調なので、場所をずらして前ボケを入れてみました。
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↓体を膨らませたところをパチリ!
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春までゆっくりして居てくれればと思います。

<小鳥メモ>
アカツクシガモ(赤筑紫鴨、英名:Ruddy shelduck)
カモ目カモ科ツクシガモ属。

夏はユーラシア大陸中部で繁殖して、冬はアフリカ大陸を初め南の国へ渡って越冬。
日本では越冬の為に希にやってくる冬鳥。

全長63-66センチメートル。

河川、湖沼、干潟などに生息。
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by stray-robin | 2010-11-29 20:18 | アカツクシガモ

ジョウビタキ:いつもと違う!

忙しくてブログの更新ができませんでした。やっと再開です。

今日は朝だけ鳥見をしてきました。

思ったよりも小鳥には会えませんでした。

なんか寂しい気がしました。

今日の写真はジョウビタキです。

なんと!、、、、白いんです(O△O;

私は先週会いに行きましたが、だいぶ前から有名だったのですね。


今年はジョウビタキをまともに撮っていなかったのですが、このような
ジョウビタキを近距離で撮れるとは思いませんでした。

びっくりしたのと、会えた感動の両方を味わうことができました。

♀だそうですが、私にはわかりません。

地元のベテランさん曰く、週末はすごい人だそうです。
今日辺りもすごいのかな?

天気が良すぎて白い色が飛んでしまいますので、私の腕では撮影は困難を極めました(泣)

最初は50mほど離れた場所で他のジョウビタキと縄張り争いをしていてなかなか
近くで撮らせてくれませんでしたが、少しづつ近づいてきてくれました。

↓一眼レフです。青空バックの写真は見ていて本当に気持ちいいですね。
ジョウビタキとは違うヒタキ類みたいですね(笑)
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↓帰ろうかと思ったらまた現れてくれました。日差しの向きはよかったのですが、
完全に白飛びしてしまいましたので、パソコンで暗くしてみました。でも、白飛び
したところはダメですね。
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↓次からはデジスコものです。白いと露出の調整でSSが下がりますので、ブレ写真
連発でした(泣)
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↓シャッターチャンスだったのですが、ピントがずれました(泣)
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ここは公園です。
ハイタカもいるそうです。

私が会いに行った前日にハイタカに追いかけられたらしいのですが、無事春を迎えて
ほしいと思いました。
なんていうと、まだ見たことのないハイタカに申し訳ありませんが(^^;

また会いたいなあ。。。曇りの日に行ってみようかな。
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by stray-robin | 2010-11-27 14:01 | ジョウビタキ

チョウゲンボウ:再会。遠いけど。。。

この日ホオアカを撮って過ごしていたら時間もだいぶ経ちました。
ここは長居するつもりもないので、前回遭遇した時間で会えなかったら帰るつもり
でしたが、来てくれました(^^)

遠いですね。
背景選びにも苦労しました。
できるだけ背景が暗いところを選んで1ショット。
秋色も取り入れたかったのですが、そこでは真後ろになってしまい、こちらを向いてくれませんでした(涙)

↓遠いので解像しませんが、会えただけでも良しとしましょう(^^)
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↓何かを見つけたようで、目つきが変わりました。
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↓そのまま飛び出して行きましたが、狩りは失敗でした。いつも失敗してるなあ~(^^;
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↓そのままこちらに向かって飛んできたのですが。。。。これが精一杯です。う~ん。。。
近距離はものにできませんでした(涙)
すっきりしない背景もきつかったなあ~。。。空の色はどうしようもありませんが、鍛錬あるのみ!
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最後に、一言。
チョウゲンボウって猛禽のわりには可愛いと思います。

明日はブログの更新はできず、週末も出かけますのでしばらくブログはお休みします。
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by stray-robin | 2010-11-18 22:01 | チョウゲンボウ

ホオアカ:秋の銀景色

今日の東京は日差しはありましたが、寒かった(>_<)
お昼にお弁当買いにシャツ一枚で外に出たらすごく寒かったです。
明日は曇りなので、日差しが無い分更に寒く感じそうだとか。

さて、写真です。

この日はもう一度チョウゲンボウに会いたくてある河原へ。

予報では朝から晴れマーク。
良し!大砲!と勇み足でポイントへ行ったら、明け方はどんよりとした曇り(涙)

でも、その後すこしづつ日が差してきました。

すると何やらススキ野原に隠れるように舞い降りる小鳥がいます。
レンズを覗いてみたらホオアカでした。
この場所で見るのは初めてです。

逆光にススキが光ります。
柔らかい銀色の光に囲まれたホオアカを見ながら、秋の景色を楽しむことが
できました(^^)

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↓今回の中ではこれが一番のお気に入りです。
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↓遠かったあ。。。
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まだレンズもカメラも使いこなせません。。。。
ちょっとノイズ感があるような気がするのですが。。。ISO800でした。

今度はデジスコでもっと大きく撮ってみたいと思ったのでした。

話は変わりますが、”ホオアカ”と”コホオアカ”の違いがよくわかりません。

#あれ?前にもだれかに教えてもらったかな(^^ゞ

ネットで見た写真では、コホオアカのほうがお腹に斑模様がたくさんついていました。
でも、あれは夏羽とかなんだろうなあ~。
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by stray-robin | 2010-11-16 19:52 | ホオアカ

モズ:天高く。。。そして

今日の東京は雲がかかっていましたが、それでも風も無く穏やかでした。
それでも、今夜からは寒くなるということで、念のため暖房器具を持ち出しました。

気になることがあり、しばらくブログの更新をサボってしまいました。
とはいっても、これといって新鮮なネタもないのですが。。。

今日は、ある日の鳥見の記録です。
朝しか時間が取れなかったのですが、久々にある河原にいってみました。
”こんね道路あったっけ?あれ?花キジを撮った小山はどこ???”と、また自然が無意味にいじられているようで、ちょっと悲しくなる気持ちで鳥見のスタートです。

↓青空のもとモズが元気に鳴いておりました。
空抜けもこれぐらい空が青いと気持ちいいです(^^)
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ほかの小鳥たちにも会えました。

↓カワラヒワが朝日の中で草の実を食べに来ていました。
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↓けっこう近くにも来てくれました。翼の黄色い紋様が綺麗です。
飛んでいる鳥を見分けるときに、この紋様が目についてわかることがあります。
背景がうるさいですが、記録写真ということで(^^;
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↓カワラヒワを撮っていたら、ベニマシコの♀が来てくれました。今季初見です(^^)
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ジョウビタキの♂♀にも会えましたが、サービスが悪く写真はボツ(涙)。
ツグミも渡ってきていてまだ縄張りが固まっていないらしく、追いかけっこしたりしています。
その点、モズはすっかり縄張りを固めたように見えました。

鳥見が終わって機材を片付けて歩いていたら、200mほど離れた木の上に茶褐色の塊が。

もしや?と思って双眼鏡で見てみたら、、、、、チョウゲンボウでした。

目測で80mほどのところまで飛んできたので、慌てて機材をセットして撮ってみましたが
こちらを向かずに飛んで行ってしまいました(涙)
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この子が気になったので、後日リベンジに行ってきました。
会うことができました(^^)
その在庫はまたあとで。

というわけで、これと行って珍しい鳥に会えたわけではありませんが、久しぶりの河原で
今年もいつもの鳥たちに会えて楽しい時間を過ごすことができました。
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by stray-robin | 2010-11-14 18:08 | モズ

ノビタキ:コスノビの在庫より

これで終わりかな。
まだ少し写真が残っていますが、イマイチです。。。

初めて見る光景はとてもよい思い出になりました。

綺麗なコスモスが咲いていて、大好きな小鳥がその中を行ったり来たりしています。
自然の織りなす美しくそして微笑ましい光景をみて、それはそれは楽しいひとときを過ごすことが出来ました。

写真はというと、初めてということもあり相当興奮して撮ってましたね(^^;

ノビタキがコスモスに負けてしまっている写真もあったりと考えなければいけないものもありますが、あのときの自分の力は出し切った感があります。

しかし、、、、、同じような構図が多いなあ~(汗)

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このような光景にまたいつ出会えるかわかりませんが、今度は落ち着いて撮れるだろうか?

まだ無理かなあ。。。
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by stray-robin | 2010-11-09 19:40 | ノビタキ

イソヒヨドリ:ゴミは持ち帰ろう!

今日も在庫からです。

アオバトを鳥に海へ行ったら、久しぶりにイソヒヨを見かけました。

撮っているときは気がつかなかったのですが、なんかいつもと様子が違います。

斑模様が強い。

図鑑で調べて見たら、若でした。

↓斑模様がはっきりしています。
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システム デジスコ(TSN-884+TE-17W+S90)
撮影日時2010/09/04
Tv (シャッター速度)1/6
Av (絞り数値)8.0
露出補正-1
ISO感度100
焦点距離22.5 mm
ホワイトバランスオート
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↓絵にならない。と嘆く前に、他に嘆かないと行けないことがあります。ゴミは持ち帰りましょう!f0230458_1937145.jpg


システム デジスコ(TSN-884+TE-17W+S90)
撮影日時2010/09/04
Tv (シャッター速度)1/30
Av (絞り数値)8.0
露出補正-1 1/3
ISO感度80
焦点距離15.0 mm
ホワイトバランスオート
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システム デジスコ(TSN-884+TE-17W+S90)
撮影日時2010/09/04
Tv (シャッター速度)1/30
Av (絞り数値)8.0
露出補正-1 1/3
ISO感度80
焦点距離15.0 mm
ホワイトバランスオート
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この鳥は北海道を除いて留鳥です。日本以外の国にもいます。

日本では海辺に生息していますが、それは日本だけで世界的には2000~4000mぐらいの標高の場所に生息するのが普通だというから驚きです。

実は名前もヒヨドリという言葉が付いていますが、ヒヨドリとは何の縁もなくツグミの仲間だそうです。

鳥の世界も深いですね。意外なことが多いです。

イソヒヨドリの鳴き声はとてもきれいで好きです。

写真は9月のものですが、この若はさえずっていました。
季節は関係ないのでしょうか?
そういえば、10月にヒバリも囀っているのを見たなあ~(笑)
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by stray-robin | 2010-11-06 19:27 | イソヒヨドリ

チョウゲンボウ:海辺の出会い

在庫からです。

今日の写真はチョウゲンボウです。

今季初めてみました。

しかも、ミヤコドリに会ったポイントで出会うとは驚きました。
まったくの予想外でした。

他の方の”猛禽だ!”という声に振り向くと、なにやら猛禽がハマシギの群れに突っ込んでいるように見えました。実際には何を狙ったのかわかりません。
結局獲物はなにも獲らずに陸の方へ去っていきました。

曇り空で逆光。
ほとんどシルエット状態ですが、ご容赦ください。
これが精一杯です。

↓ハマシギたちは慌てて飛び出しました。でも、ハマシギでは獲物として大きすぎるような気がします。
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↓一瞬こちらに向かって飛んできました。
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↓平然としているミヤコドリもおりました。ミヤコドリはハトほどの大きさがありますので、獲物としては大きすぎると思います。この中ではこの写真が一番のお気に入りです。
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↓模様が変わるハマシギの群れとぼんやりした船の影を背景にチョウゲンボウが飛び回ります。
それにしても、ハマシギの群れの模様の変容には思わず目を見張るモノがあります。
右の群れと左の群れとは体の向きが違いますが、群れの色も全然違います。
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それにしても、だいぶ慌ててしまい、ファインダーに納めるのに苦労しました。
練習が必要です。
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by stray-robin | 2010-11-04 21:33 | チョウゲンボウ

ミヤコドリ:空飛ぶニンジン君

今日の東京は午前中すっごく天気よかったですね(^^)
午後は少し雲がでましたが、明日もすごくよい天気になるそうです\(^o^)/

さて、今日の写真はミヤコドリです。
先輩は”ニンジン君”と呼んでいます。
最初はなんのことかわかりませんでしたが、嘴の色を見てガッテン!

この日は天気予報では晴れだったので、一眼レフもっての出陣でしたが、現地に着いたら曇り。。。シャキっとした写真ではありませんが、久しぶりにミヤコドリにもあえて楽しい時間をすごしました。

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今度は天気のよい日に、輝く波の上を飛ぶ姿を撮ってみたいです。

また近いうちに会いに行きたいと思います。

<小鳥メモ>
ミヤコドリ(都鳥、英名:Eurasian Oystercatcher)
チドリ目ミヤコドリ科。
体調:約45cm。鳩より少し大きい。

日本では旅鳥または冬鳥として主に九州エリアに飛来していたが、近年は東京湾にも来るようになった。
(これも、温暖化の影響で越冬地域が北に上がったのか?)

干潟で餌を獲る。
2枚貝やカニ、ゴカイなどを食べる。
嘴の形状がガンカモ類とは90度ずれて、上下に平たくなっている。
故に、二枚貝を食べるときにはシギ達のように外から貝を挟んで捕まえるのではなく、貝殻の中に薄い嘴を差し込んで貝柱を切って、貝殻を広げて食べる。

時折、嘴で貝を挟んで歩きまわっている様子を見ましたが、よく見たら貝のほうがミヤコドリの嘴を挟んで抜けなくなってたのでした。とはいっても、その後は上述のとおり、貝殻を広げて中身を食べておりましたが。
仲間に横取りされないように、貝を捕まえたら安全な場所まで移動することがあるみたいです。

<追記>
干潟で餌獲りをしている鳥の姿をみていると、海が常にきれいで豊かであってほしいと思ってしまうのでした。

あと2回ぐらいニンジン君を載せます。
次回のは見ていてちょっとショックだったなあ。。。
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by stray-robin | 2010-11-02 21:43 | ミヤコドリ

NGOセミナー

今日は個人的なメモみたいなものを載せますm(__)m

10月22日、翌日は英語の試験だというのに、行ってしまった(^^;

以前からも聞いていますが、夏鳥たちの越冬地の自然がだいぶ荒れているらしいです。

実際にインドネシアのNGOの方が来て、環境の状況について話が聞けるというので、行きたくて我慢できなくなりました。
それと、この環境破壊と日本とが結びついているという情報もありましたので、なおさら知りたくなってしまいました。

最近ブログを更新していなかったのは、このイベントをブログにまとめようとして、資料を読み返していたりした為です。
でも時間ばかり過ぎてしまい、ブログでは紹介しきれないと思い諦めました。

簡単なメモだけ残します。

↓イベントの冒頭。ジャワ、マレーシア地方の伝統的な影絵の催しがありました。
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インドネシア人の方が、日本語で演じてくれました。
トラとオランウータンが人間による環境破壊で餌を獲る場所が無くなっていることを嘆いているシーンを演じていましたが、語り口が下町風にくだけた感じで面白く、鑑賞していた皆さん良く笑っておられました。
日本語を上手に操るインドネシアの方は日本在住だそうです。
なるほど、と思いました。

この後、講師の方々がマレーシアやインドネシアの環境破壊の現状について説明してくれました。

最初の講演は、『インドネシアの森はいま~森林減少の要因と日本』とう題名でNGO FoE Japanの満田(みつた)氏が説明をしてくれました。

現在インドネシアでは森林の違法伐採、鉱物資源の無秩序な発掘、油ヤシなどの単一植物しか植えない農法などによりどんどん自然が壊されているそうです。
そうした行動から生まれた資源、原材料を日本が輸入しており、自然破壊が止まらない一因になっている とのことです。

なんだか悲しい。。。

↓次に『違法伐採が生物多様性に与える影響』と題して、インドネシアの森林の違法伐採について紹介されました。
講師はインドネシアのNGO Telapakのメンバーのヤヤットさんです。
英語で説明してくれました。もちろん通訳の方がついています(汗)
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<メモ>
・イントドネシアは17,000もの島から成り立っている。

・インドネシアの約60%は森林である。

・インドネシアは地球の陸地面積の1.3%しかないが、生き物が豊富。
 世界の植物の10%、ほ乳類の12%、は虫類の16%、鳥類の17%が存在している。

・インドネシアでは違法伐採が横行している。

・森林法などの法律により、国定公園などが設置されているが、役所と業者との間で法律の例外運用が横行しており、これらの公園でも森林が伐採されている。貴重な自然が失われている。

・その違法伐採は海外の紙、パルプの需要増が招いている。
 その輸出先には日本もある。

・インドネシア政府も規制に乗り出しているが、まだ道半ばである。

・EUはインドネシアと協定をむずび、違法伐採をして紙を製造している会社の製品は輸入を許可していない。しかし、日本には輸入されている。

・ちなみに、違法伐採により紙を製造している会社として有名なのは以下の2社。

 ●APP社(アジアパルプアンドペーパー社)
  製品名:不明

 ●APRIL社(Asia Paper Resources International Limited)
  製品名:「PaperOne」、「エイプリルコピー用紙」

・日本の消費者も、安いからと行って輸入商品を買うと、それが違法伐採業者を助けていることになるので、注意が必要。

 →しかし、どれが違法伐採製品かどうかを見分けるのはよほど注意しないと難しいかも。


↓次の講演は、『オランウータンの故郷』と題して、ボルネオ島でオランウータンの保護活動をしている、トグ・マヌルンさんがお話をしてくれました。
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<メモ>
・オランウータン保護には、ある程度の医療設備が必要だが以前は十分な設備が無かった。最近は改善されてきている。

・1997年と1998年にカリマンタン島で大規模な火災が起きた。保護センターで、400頭以上のオランウータンを受け入れた。

・保護したオランウータンを自然に返すには訓練が必要。

・オランウータンの保護には1頭あたり、年間約3500ドル必要。お金がかかる。

・例えば、オランウータンを森へ返す場合は、車で行けない場所を選ぶので一頭一頭ヘリコプターで移送しなければならない。人間から離す必要がある。

・1992年~97年には82頭、97年~2002年までには300頭以上のオランウータンを森へ返した。
 しかし、それ以後は一頭も森へ返していない。
 なぜか。。。。オランウータンを返すのに適した森が無いから。森がどんどん減ってきている。


↓次は追い詰められるスマトラトラについて、レインフォレスト・アクション・ネットワークというNGOの川上氏が紹介してくれました。
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<メモ>
・スマトラトラは現在では一番小型のトラ。以前はジャワトラというトラがおり、これが最小種であったが、絶滅してしまったので、代わってスマトラトラが最小種となった。

・過去75年間に70%減少。

・雄の縄張りとして5000haが必要。ちなみに、山手線の内側は6000ha。

・スマトラ島には、このほかにゾウもいるが、自然が壊されて居場所が無くなったゾウが人間と接近してしまい事故に繋がるケースが増えている。トラも同じ。

・最近は開発の工法が改良され、かつては開墾されなかった泥炭地(ぬかるんだ土地)にまで、開発の波がやってきた。ぬかるみの中に溝を作り、徐々に水を抜いてぬかるみを乾燥地へと変えて行く。これにより、人が入り込みにくかった水辺の森林がどんどん無くなっていき、生き物たちはますます行き場を失っていった。

・泥炭地が乾燥すると、自然発火を起こすことがあり、これで山火事になる。これがますます動物たちを窮地へと追いやることになる。

・このほか、プランテーションなどにより、従来の多種多様な植物を切り払い油ヤシや紙の原料となるアカシア?などの植物を一種類しか植えない土地ばかりが増えて、虎だけでなくそのほかの生き物の住み処も無くなってきている。

・森林の損失速度は、量でいうとブラジルのアマゾンが一番多いが、消失率で言うとインドネシアが一番高い(2%/年の損失)。

2時間という時間がこんなに短く感じたのは久しぶりでした。
自然に優しい方法で作られた製品にだけ与えられる認証システムもあります。
その認証に合格すると、製品にその印(マーク)が付与されるのですが、、、、、名前忘れました(>_<)

大きなことはできませんが、少し意識して買い物するなど、小さなことから初めて見たいと思います。

ここまで。
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by stray-robin | 2010-11-01 20:53 | イベント