タカの渡り その3:ハチクマ(Oriental honey-buzzard)

今日はハチクマです。

私にとっては初見初撮りでした(^^)♪

日本では渡り鳥で、夏に子育てをしにやってきます。

名前からも推察できると思いますが、子育ての時期に蜂の幼虫やサナギを主な食料としています。

今回の渡りの時期にはたくさん見ますが、普段は全然姿をみないので、いったいこれだけのハチクマがどこで過ごしてているのか不思議な気持ちがします。もっとも、ロシアなど外国で過ごした個体もここを通過しているとすると、数を多く感じるのは当たり前かもしれませんね。

写真は先輩型のようにビシッ!と撮ることができずに、すべてトリミング有り、レタッチ有りです(泣)

↓第一印象は、冠羽もなく首が長いので、ハゲタカのような印象を受けましたが、サシバと比べると大きくて飛びっぷりも堂々としていので、ともて魅力的な鷹でした。
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ハチクマは羽の紋様が個体それぞれに特徴があり、特にお腹や翼の裏の紋様や色の濃さにより、”暗色型”、”中間型”、”淡色型”に分けられたり、尾羽の付け根の帯の太さによって、成鳥♂かそれ以外に識別されます。

それから、成鳥♂と幼鳥は虹彩が暗色、成鳥♀は虹彩が黄色だそうです。

上の写真では虹彩は暗色のようですが、他がまるでわかりませんね。。。

↓この写真は上の個体と同じです。お腹や翼の様子もわかりますね。
胴体の色からして淡色型で、虹彩が暗色、翼の先端は真っ黒ではないので、淡色型の♂成鳥???
自信はありません。。。。。
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↓背面です。うまく撮れずに背面の写真はこのぐらいしか残っていません(泣)
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↓尾羽の横帯が細いのと、翼の先がそれほど黒くありません。元の写真で拡大してみるとろう膜(鼻の穴のあるところ)も黄色くないようです。成鳥♀でしょうか?
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私はこんな具合に特定がままなりませんが、ベテランさん達はハチクマの姿を見ては次々と分類し始めます。
私はただ呆然とベテランさんの話を聞くだけでした。
格の違いを大いに感じさせられました(@@)


↓山並みを背景に小さく。猛禽が大きく翼を広げた飛形はたまらなくかっこいいと思います。
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↓この3枚は同じ個体です。翼の先が黒く、尾羽の横帯が太くありません。お腹も黒っぽくはありませんので、中間型か淡色型の幼鳥でしょうか?難しいなあ~。
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↓上の写真に比べると翼の先が黒い部分が小さいので成鳥。虹彩が暗色のようです。
♂の成鳥か?尾羽に太く黒い横帯が見えたら確実なのですが、わからないですねえ~。
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ハチクマは写真も識別も両方楽しめる鳥でした。

彼らが目指すは東南アジア。

日々開発が進んでいますので、厳しい越冬となる可能性もありますが、また来年も元気に戻ってきてくれることを願っています。


次回は明らかな淡色型のハチクマを撮ることができましたので、その写真を紹介したいと思います。

これから写真を整理しますが。。。

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<小鳥メモ>
ハチクマ(八角鷹、蜂角鷹、英名:Oriental honey-buzzard)
タカ目タカ科サシバタカ目タカ科ハチクマ属。
隊長:57-61cm。雌の方がやや大きい。(比較:ハシブトガラスは体長56cm)。

渡り鳥。

ユーラシア大陸東部の温帯から亜寒帯にかけての地域に広く分布。

日本では春~夏にやってきて繁殖。
九州以北の森林に生息。
毎年同じ巣に戻ってきて、補修して子育てする。
♂は♀ともに子育てに参加する育メン。
なので、秋の渡りの頃の♂は羽が欠損しているものも多い。

育雛期は蜂の幼虫やサナギを主な食料とする。
クロスズメバチなど地中に巣を作る蜂の巣を見つけると、巣の上から掘り返して巣盤を持ち帰って雛に与える。

ハチクマが蜂の毒針を問題としないのは、羽毛が堅い為と考えられている。

世界的には絶滅の心配がない主とされているようであるが、環境省レッドリストでは『準絶滅危惧(Near Threatened, NT) - 存続基盤が脆弱な種』に指定されている。

蜂の巣は森の中にたくさんあるようであるが、今後も森林が減少すれば餌となる蜂の補食が難しくなるということかもしれない。

それにしても、生態についてはどこまで具体的に把握されているのか?

渡りの時期になるとたくさん姿を見るが、いったいどこに隠れていたのか?そんなに餌場(蜂の巣)が豊富にあるのか?ととても不思議な気持ちになる。
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by stray-robin | 2011-10-06 22:19 | ハチクマ