これが、、、、、イヌワシですか(^^)
一生に一度は会ってみたくて、イヌワシで有名なお山に遠征してみました。
3回お山に登りましたが、遭遇率100%、、、、すごい場所でした。
しかし、希望通りのシチュエーションで会えるかと言えばそうではありません。
運もかなり左右します。 残念ながら会えない人もいるそうです。
初めての挑戦で右も左もわかりませんでしたが、現地で出会った親切なベテランさん達からアドバイスをいただき、なんとか写真に納めることができました(^^)
挑戦2日目。
『今日は西風、これからの時間は太陽の向きも変わるから、ここよりはもっと上で待っていたほうがいいよ』
そういうベテランさんの言葉を信じてポイントを決めて、辛抱強く待つことにしました。
日没間際になって、夕日に向かって飛ぶイヌワシをやっとカメラで捉えることができました。
一瞬 といってはオーバーなのですが、決して長い撮影チャンスではありませんでした。
遠かったのでトリミングしました。
EOS5DM3 EF800mmf5.6 f5.6 +1/3EV ISO2000 1/80s トリミング
EOS5DM3 EF800mmf5.6 f5.6 +1/3EV ISO2000 1/125s トリミング
EOS5DM3 EF800mmf5.6 f5.6 +1/3EV ISO2000 1/160s トリミング
↓トリミングを控えめにして紅葉のボケを入れてみました。 時期的に紅葉も綺麗でした。
EOS5DM3 EF800mmf5.6 f5.6 +1/3EV ISO2000 1/125s トリミング
貴重なワンチャンスをものにできたと思います。
ネットではもっと素晴らしい写真もあるようですが、イヌワシ初心者としてはこれが精一杯です。
それでもとても嬉しい写真となりました
この場所でなくても居そうな場所は知っているのですが、サラリーマンという時間の制約もあり、自分で見つける自信が全くありません。
こんなふうに撮れるのはこれが最初で最後のような気さえしています。
<追記>
この場所では、♀、♂、若鳥の3個体を見ました。
いずれも違う時間で自分の判断ではなく、まわりのベテランさん達による判定によるものです。
この個体を見た時には、ベテランさんに確認することができませんでした。
羽に白い部分があるのでこの個体は多分若鳥ではないかと思います。
<追記2:小鳥メモ>
イヌワシ(犬鷲、狗鷲、英名:Golden Eagle)
タカ目タカ科イヌワシ属
北半球に広く分布。
冬季に南下する個体もいる。
日本では留鳥として生息。
全長75-95センチメートル。翼開張168-220センチメートル。
成鳥の体色は暗褐色。後頭部の羽色が輝く黄色をしており、英名(Golden Eagle)の由来となっている。
開けた森林や草原などに生息。
食性は動物食で、哺乳類、鳥類、爬虫類、動物の死骸などを食べる。
和名の『イヌ』は『劣っている』という意味。
クマタカなどに比べると尾羽根が矢羽としての価値が低たったことによる。
イヌワシにとっては開けた草原などが狩り場として適しているが、近年の林業、畜産の衰退でそのような場所が減っており、1990年代から繁殖成功率が減っている とのこと。
21世紀に入って、日本の各地で間伐などによるイヌワシの餌場作りが試行されている とのこと。
これに関連する文書がネットで見つかりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jfsc/122/0/122_0_177/_pdf
IUCN(International Union for Conservation of Nature)の保全状況:LC(Least Concern)
日本では1965年に天然記念物に指定されている。
メキシコでは国鳥。
by stray-robin | 2015-10-28 20:52 | イヌワシ